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本編

義妹「夫君(お義兄さん)といい
夫(夫の弟)といい…!
傷つけられた一番の被害者は
私なんですよ…⁉
それなのになんですか…っ⁉
あんなろくでなしの息子たち
育てておいて…お義父さんも
お義姉さんと同じ偽善者ですね!」
失礼な言葉を並べ立てていく
義妹「ちょっとココナのことを
可愛がらせてあげようと思ったら…
お義姉さんが傷ついたとか
夫婦で決めるとか…
なにも知らないって
一歩引きさがるなら
何もしないでくれません⁉
いきなり家に上がってきて
私とココナの幸せをつぶさないでよ!」
義妹「アンタも!アンタもよ!」
髪を振り乱して
順番に弟さんと私を指差して止まる義妹
私(さ、さっきから…
自分が世界の中心で
生きてると思ってるの??)
義妹「慰謝料なんて
絶対払わないから…!
ココナと私の生活を邪魔しないで!」
私「邪魔って…
義妹さんと夫が勝手にしたことで…」
ふーっと猫のように威嚇する義妹に
弟さんは呆れかえっている
夫の弟「僕、ココナを君に
渡すつもりはないよ」
義妹「はぁ⁉今まで
育児してこなかった奴が
親権とれると思ってんの⁉」
弟さんは少しだけ黙った後
静かに口を開く
夫の弟「これは…本当は
後で話そうと思ってた
君のご両親にも
話しておかないといけない
大事なことだから」
私「…?」
義妹「なにがよ!
うちの親だって黙ってないから!」
義妹「アンタたち家族
まとめて訴えてやるんだから!」
弟さんの話をさえぎって
義妹は義母とココナちゃんが
いる部屋の扉を乱暴に開ける
義妹「ココナ!
なに遊んでるの⁉」
大きな声でココナちゃんは
びくっとしてまだ赤ちゃんに近い
甲高い泣き声が部屋に響いた
義妹「うるさいっ!」
ココナちゃんを抱っこして
義母が泣き止ませようとする
義母「義妹さんっ
ココナちゃんには関係ないのよ?」
義妹「いいから
ココナを返して下さい!」
どうしたらいいか迷ってる義母に
先に近づいたのは弟さんだった
夫の弟「…落ち着いてくれよ
頼むからココナに
そんな風に言わないでくれ
僕が『父親』とも
『夫』として至らなかったのは謝る
夜の授乳とか離乳食とかオムツとか
家にいる間出来るだけ変わって
それなりに頑張ってたつもりだよ
気づいてるか?カメラにうつってたのは
浮気現場だけじゃないんだよ」
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