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本編

夫「ひゃ…⁉と、父さん⁉」
間抜けな夫の声が聞こえた後
すぐに弟さんがドアを開けてくれた
夫の弟「父さん、母さん…
ゴメン来てもらっちゃって」
義父「話はサヤカさんから聞いた」
義母「お邪魔…するわね」
夫の弟「うん…どうぞ」
中に入っていく義両親を
見て弟さんが呟く
夫の弟「ほんとなら…もっと
違う機会に来てもらいたかったな
まあ…妻の言うことを
ただうのみにしてた僕も
親不孝者ですね」
私「そんなこと…ないですよ」
弟さんとよく似た目をした
義両親の謝罪を思い返し
罪悪感が胸をよぎる
私が言わなければ
我慢していれば
誰もこんな風に嫌な思いを
しなくてもよかったかもと
私(でも、もう遅い)
遅れてリビングに入ると
夫がすでに正座させられていた
義父「話は全部聞いたぞ
自分のやったこと
わかってないのか?
なんで宴会開いてるんだ?
そんなことできる立場なのか?」
夫「いや…話ってなに?
…っていうかなんで父さんが」
義父「お前が浮気したって話だよ」
夫「!」
その瞬間、夫は勢いよく私に顔を向けた
夫「サヤカ!父さん達にまで
そんな話して恥ずかしくないのかよ!
義妹ちゃんもいるのに…!見損なっ…」
『…た』
と夫の言葉が続くことはなかった
義母がテーブルの上にあった
お水をぶっかけたからだ
義母「あらあら大変~
ばあばったら手が滑っちゃって」
あまりの速さにびっくりした
夫も義妹も青ざめている
夫「…母さん…」
くるっと義妹の方に義母が振り向き
ココナちゃんに笑顔を向けた
義母「はじめましてココナちゃん
ちょっと大事なお話があるから
隣の部屋で一緒に遊んでようか?」
部屋にあったぬいぐるみを持って
優しく話しかける義母
ぬいぐるみに伸ばした
ココナちゃんの手を義妹は止める
義妹「やめてくださいっ
ココナはここで私と…」
だけど義母は譲らない
義母「ごめんなさいね…
だからあなたから嫌われるのかも
私もほぼ初対面の人に子どもを
預けたくないあなたの気持ちはわかるわ
でも、子どもの前で醜態を
少しでも晒したくないのなら
少しだけ我慢しても
いいんじゃないかしら?」
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