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本編

笑顔で宣戦布告した私に
義妹はまだ状況を飲み込めていない
義妹「夫くんの…奥さん…?」
私「ええ、そうです。初めまして~!
私の体調が悪い間ずっとこちらに
お邪魔していていたようですみません」
義妹「…⁉」
『浮気を知ってるぞ』と暗に伝えた
メッセージはちゃんと
受け取ってもらえたようだ
夫「な、なんでそんなことまで
サヤカが知ってんだよ…!」
私「いたっ…」
夫が大きく私を掴む手を
弟さんが軽くほどいてくれた
弟「兄さん、久しぶりだね」
弟「弟の嫁と浮気して
勝手に家に居座って
兄さんこそ何のつもり?」
今度は弟が夫のシャツの襟を
ひねるように持ち上げる
夫「う、浮気って…
俺はただ義妹ちゃんの育児が
大変そうだから手伝ってただけだって!
なっ⁉そうだよな義妹ちゃん⁉」
義妹はコクリと頷いて弟さんの
身体にしがみついた
義妹「そうだよ…!
私浮気なんてしてない!
さっきから説明してるでしょう⁉
ただ一人の育児がつらかっただけなの
だからシッターさんとか
お義兄さんに手伝ってもらってたの…!」
わざとらしい涙を浮かべる義妹
だが、弟さんは夫を締め付ける手を
緩めようとはしなかった
弟「へえそうなんだ
じゃあベビーシッターさん雇った
領収書とかあるなら
今すぐ見せてもらえる?」
義妹「それはっ今はないんだけど
とにかく嘘はついてないの!」
義妹「お義兄さんは
本当に相談に乗ってもらってただけ!」
夫と義妹の浮気現場の証拠さえ
なければこの場でしらを切り通されても
おかしくないほどの名演技だった
義妹は私の方を振り向いて
さらに新しい演技を見せてくれる
義妹「お、お義姉さんも…!
勘違いさせてごめんなさい!
私はただ、頼りになれる人がいなくて」
私「はぁ、夫が頼りになるとは
全く思えませんけど?
家事も夫は別にしてないですよね?
帰ってきてあなたの
アイロンかけにも文句言う
めんどくさい〇ズ夫なのに
とても子育ての役に立つとは思えません
ああ、それとも
話し相手になってたんですか?」
義妹「あっ…え、そうですよ
それだけでも
気が晴れるっていうか!」
私の体を品定めするように見ていた
義妹の視線が再び合わさる
義姉「お義姉さんも
子育てしたらわかりますよ!
もし今いないなら
絶対に子どもを作ってたほうがいいです
じゃないともう
手遅れになっちゃいますよ」
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