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本編
10


私「どういうことですか…?
夫は間違いなく私の夫ですが…」

探偵「あ、すみません…!
変なことを聞いてしまって

その尾行していて
いくつか違和感があったんです

すぐ写真を送りますので
見ていただけますか?」

慌てたような探偵の口調に
疑問に思いながら私はスマホに
送られてきた写真を見る

私「えっ…子ども?」

夫の隣には、女性
そして小さな1歳位の子どもが一緒にいた

まるで仲睦まじい家族のように
ファミレスで食事をとっている

私(既婚者と浮気してるの…?
ううん…こんなに堂々と愛人の子供と
一緒に過ごすことってある…⁉)

浮気相手の女性はとても楽しそうに
笑っていることがじゅうぶんわかる

まだなにもわからない小さな子に
一体夫を何者だと教えてるのだろうか

探偵「この後、改めて
家に戻ったんですけど
駐車場に普通に車止めてるんですよね」

気づかなかったが一番最初と
最後に見せてもらった写真で
確かに家の駐車場に車を止めてる
もともと夫の車が止まっていたかのように

探偵「駐車場つきのおうちだったので
なんだか変だなって
思ってたんですけど…

こんな堂々と車止めて
浮気相手の家に泊まれるかなって」

私「そう…ですね」

探偵「あと、尾行した家の表札が…
ご主人と同じなんです」

私「えっ?」

探偵「お名前〇〇でしたよね?
表札の写真も後で撮ったんですけど…」

再び送られてきた写真をみると
たしかに夫…そして私と同じ苗字だった

言いにくそうではあるが
ここまでそろえば確かに
探偵さんが夫と私の婚姻関係を
疑ってもおかしくはない

探偵「今日は尾行だけでしたが
詳しい素性を調査するなら
さらに追加で料金かかりますけども…」

私「あ…お、おねがいします」

住所、顔、苗字まではわかっているから
費用はまだ抑えられる方だと言われた

だけどお金がかかるのには違いない

探偵「一応ご親族かもしれない
可能性も調べられた方が
良いかもしれません

写真の女性に本当に
お心当たりはありませんか?」


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