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本編

8

それから夫が夫が車を使う日を
私は毎日を記録し続けた

探偵事務所によると費用と
浮気の証拠がまだないことを考えて
確実に大きな行動をする日に
連絡くださいとのことだった

週2どころか週3で夫は
会社じゃなくて知らない住宅街へ行く

私(在宅ワーク増えてたんだね…)

夫の財布の保険証を確認すると
やっぱり夫は転職していなかった

私(この住所で何をしているのか
早く突き止めたい…)

いっそ住所に乗り込んでやろうかと
考えていたある日のこと

私「…39.5℃もある…」

私は体調を崩してしまった

昨夜から身体がだるくて仕方がない

熱があるから病院にも行けないし
感染症の検査をしにいくのも
とても動ける気がしなかった

私「ゴメン、起きて
ちょっと動けそうにないんだけど
車で病院まで連れてってくれない?」

喉が痛くて声を出すのもきつい
私はしゃがれた声で夫を起こす

夫「なんだよ…わっ!
なにその声…!やべーじゃん!」

私「風邪…引いたみたいで」

さすがに心配してくれるのではないか

そう思ったのは間違えだった

夫「いや離れて
俺にうつったらどうすんの?」

私と一瞬で距離をとり
夫は寝室から出て行く

夫「熱あるだけだし
まだ動けんだろ?

こんなんで病院行っても
迷惑にしかなんねーよ

家に風邪薬あったし
それ飲んで寝といて」

私「で、でもいつもと
寒気がちがうんだけど…」

夫「気のせいだろ
熱があるからって甘えてくんなよ

あーそれより、また俺の飯なしかよ~
ホント勘弁してくれよな
なんで家に居んのに、風邪ひくわけ?
どんだけ体調管理できてないの?」

私「…そうだね…ゴメン」

しんどすぎて言い返す気力すら湧かない

私(体調の1つ心配しない…
なに期待してたんだろ私)

バタバタと夫が
いつも通りに出かけていく

職場に連絡して休みをとり
横になってスマホのGPSを見る

私(今日は会社の日ね…)

薬を飲むと気が遠くなっていく
気が付けばとっくに夜になっていた

私「汗すご…着替えないと」
フラフラ立ち上がりスマホに目をやると…

夫からメッセージが来ていた

夫『一緒にいてうつったらヤダから
俺しばらく実家帰るわ』

GPSの夫の現在地はあの住所だ

私「やるなら…きっと今日ね」

私は探偵事務所に電話をかける

私「夫の尾行をお願いします…!」


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