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本編

4

17時半に仕事が終わって

私の監視の目をすり抜け

夫はどうやって帰ってきたんだろう

私(車は家に置いてあった…

でも車でもないとご飯も食べて

ケーキ買って帰ってこれないよね)


今日は友達との飲み会だからと

夫はレシートを渡してこなかった


基本的に生活費を10万ずつ出し合って

残りのお金半分は貯金や保険

後は各自のお小遣いということにしてる


その範囲で飲んで食べてくれるのは

家計的にも助かるのだけど…


私(一緒にご飯を食べてた友達に送ってもらった…とか?)

帰ってくる時間も早かったので

お酒もあまり飲んでないようだった


だからなのか
私の中に違和感が降り積もっていく


友達に話すところを想像してみると


『気にしすぎだよ家事を丸投げする夫の自由さが、気にくわなくてやっかんでるだけじゃん』


と言われるようなことな気がした


モヤモヤする思いで眠りにつき
しばらくの間忘れることにした


そして1週間後

出勤日に外に出てみると夫の車がない


私(あ、今日は車で行ってるんだ)


その程度にしか思わなかったのだが

ちょうど夫の会社の近くで仕事があった


私は一緒に帰れないかなと思って

夫の会社に向かって歩き始めた


車に乗せて…とメッセージを打ってると

ちょうど会社の裏で

従業員用の駐車場についた


私「…あれ…?」


そんなに広くない駐車場

どんな車が止まってるか一目でわかる


私「夫の車がない…」


念の為近くのコインパーキングも

確かめたが1か所しかなくて


そこにも夫の車はなかった


私(営業職でもないのに…

それに仕事中は自分の車は使わないし)


震える手で夫がいるはずの

会社を見上げて夫に電話をかけてみる


夫『もしもし?

なに?今仕事中なんだけど…』


私『あ、ごめんお疲れ様…

忙しいところゴメンね

今日って車で仕事行ってるんだよね?

夜にちょっと車使いたいんだけど

何時ごろ帰ってくる?』


夫『はあ?そんなのわかんないよ

仕事忙しいんだからさぁ』


夫『今から下のコンビニで腹ごしらえして残業だから!

今日は車使えないって!
たくっ。自分の用事優先して

物事考えるのマジで迷惑だから!じゃあな!』

電話を切られたスマホをおろして

夫の言う会社をもう一度みる

私「コンビニなんてどこにあるのよ」


夫の会社の下には
コンビニなんて入っていないし


駅まで行かないとコンビニはない

ただわかったのは

夫はここに来たことがない


そして夫の職場はここじゃない


私(夫は…嘘をついている)


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