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本編

義母「マナミさんこの色はちょっと暗すぎるわよ~。合わせた時にわからなかった?」
義母「昔から私センスだけはいいって言われてるんだから!」
義母がはがしたカーテンは、新しく買った家具の雰囲気に合うようにと時間をかけて選んだものだ
窓の大きさもちゃんと測ってるし、夫もいいねと言ってくれた
私(今がんばってつけてたのに…)
上を向きすぎた首の痛みに耐えながら、作業した時間が一気に無駄になる
私「お義母さん、カーテンはサイズがありますから。せっかく買ってきてくれたのは嬉しいんですけどちょっと大きすぎるみたいですし…」
好意であることはわかっていたが、趣味じゃないカーテンをつけたくない
義母を傷つけないように私は気を付けた
それに言いたいことを言い合えない関係では、お互いによくないはずだ
私「お気持ちだけいただいておきますこれレシートですよね?
あとで返品しに行きますから、その後お金返させてください」
袋に一緒に入っていたレシートを拾うと、義母はひったくってぐしゃっと握りしめた
義母「なんでよ。こっちのほうがいいじゃないの」
義母「だいたいサイズがあるなら先に言ってくれたらいいのに!それなら二度手間にならないじゃない」
私(頼んでもないのにカーテンなんか買ってくるとは思わないじゃないですか…)
唖然とする私を前にぷんぷんと怒り、がさがさと袋にカーテンをしまい込む
義母「別に返品なんてしなくていいわよ。いつか私が使うかもしれないんだから」
私「そ、そうですか」
義母「重たかったのに…サイズが合わないなら交換すればいいじゃない
ちょっとそこのあなた!テーブルをもっと右に寄せて!」
義母はぶつぶつと言いながら、ダンボールしか置かれてない客間予定の和室に座りこみ勝手に家具の配置を変える
私(手伝いに来てくれたわけじゃないなら、ただ邪魔なんだけど…)
これ以上機嫌もわるくさせたくなくてテーブルは後で自分で戻すことにした
夫「ただいまーわあ、結構進んでるね!」
私「おかえりお義母さんが来てるんだけど…それに私ご飯頼んでたよね?役所行くだけって聞いてたのよ。せめて連絡くらいしてほしいんだけど」
夫「あーごめんごめん!母さん最近腰が痛いっていうから。早く家に届けてあげたくてさ怒らないでよ~。ほらお昼ご飯買ってきたからさ!」
私「ご飯…ありがとう。まあそれは…いいことなんだけど」
私は買ってきてもらったお弁当を
食べてひとまず腹の虫を落ち着ける
私(今日引っ越しだったのに
なんでお義母さんのこと優先するの?
椅子くらい明日でもいいじゃない)
最後に洗濯機の設置を見届けた時には夕方になっていた
義母はその間に新しい家のルームツアーをきゃっきゃとして
夫を呼びつけて遊んでいるだけ
タンスをあけると夫の服だけが、綺麗にぴっちり畳まれて入ってる
私(晩御飯、外に食べに行って解散かな。あとちょっとがんばろう…)
義母「じゃあ今から、私の家でご飯食べましょうか?マナミさん、材料買いに行くわよ」
続く
