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本編
2

夫「母さんも昔このへんに住んでたんだって!今の家に引っ越してから、友達ともなかなか予定が合わなくて会えなかったみたいでさ」

私(えっ…決め手はお義母さんに都合がよかったからってこと?それに、ちょっと待って)


私「住んでもいいってどういうこと?まだまだお義母さんは元気だし、最初は別居なんだよね?」


私(同居するにしても、すぐじゃないって話だったし…。新しい家で夫と二人で暮らしたい)


妊活も考えていかないといけないのに


義母に気を使いながら夫婦生活を送りたくないというのが本音だった


夫「ああ、わかってるよ!すぐじゃないってことは。母さんはただ、自分のことみたいに俺らのことを喜んでくれてるだけなんだ」

悪気のない屈託に笑う夫を見ていろいろ勘ぐった自分が少し恥ずかしくなった


だけど、夫にとっての『すぐ』と、私にとっての『すぐ』には、大きな差がありすぎたのだ


新生活に必要な家電を揃えて2人でバタバタと私のマンションから引っ越した当日、お義母さんがやってきた

義母「どうかしら?引っ越し作業は進んでる?」


私「あ、はいでも今まだバタバタしてて…」


ぞくぞくと搬入されていく荷物の中、私は窓のカーテンをつけていた。

役所に朝から行ったはずの夫はお昼も過ぎるのにまだ帰ってこない


義母「ほら、これ差し入れ買って来たわ。業者の方にくばってちょうだい。その方が早く終わるし落ち着くでしょう」

私「えっありがとうございます」


受け取った袋にはお茶やコーヒーが入っている


私(夫に頼んでたんだけどダブっちゃったな。まあ夫の分は後で飲めばいいか)

私「助かります、あとでお金返しますね」


義母「あーいいわよ。さっき息子とごはん食べてた時に、お金はもらってるから気にしないで」

私「一緒だったんですか?」


義母「そうよぉ。役所なんて待ち時間の方が長いでしょ?お腹すくだろうしね」


私「そうだったんですかそれで夫は今どこに?」


お昼は13時をすぎていて、夫に適当に買ってきてもらう約束だった


ガスの開栓の立ち合いもあるし、新しい家電の配送も待っている。

私はまだまだ動けない。


義母「それがね~ちょうど入ったニ〇リで良い椅子があってつい買っちゃったのよ!帰ってすぐ私の家に運んでくれてるわよ」

私(は…?なんで自分の家の引っ越し当日にお義母さんの家に椅子運んでるの??)


宅配なんて翌日でもいい話だ


夫婦はじめての引っ越しの日に自分ばかり動いていて、夫は義母と優雅にランチしてショッピング

お腹が空いていたこともあってすごくイラっとしてしまう


義母「ん~ここがいいわね」

義母は私がつけたばかりのカーテンをぶちぶちとはがしていく


私「な、なんでとるんですか?」


義母はもう一つ持っていた袋から、私の趣味じゃない柄のついたカーテンを大量に取り出す


義母「素敵だったから買ってきたわ!こっちのカーテンを使いなさい!ほら早く取り付けてくれる?」



続く

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