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本編

20

私は腑抜けている浮気相手
とグタグタ文句を言い続ける義母を
押し出すような形で家から追い出す


鍵とドアのチェーンをかけて
すぐに管理人さんに電話をする


私「あの…今出て行った人たち
勝手に入ってきていて
次うろついているところを見たら
連絡してもらえますか?」


大家さんは二つ返事でOKしてくれ
私はついでに引っ越し前に
家の鍵を交換することを伝えた


苦情の件も義母が私に虐〇タイ疑惑を
かけようと周りの家に聞こえるように
騒音を出していたせいだ


お詫びと言っては何だが
先に鍵代を出していても問題ないはず

こういう時個人でやっている
大家さんで良かったと思う


鍵の業者は今日中に来てくれるそうだが
引っ越し業者はやはり無理だった


私(義実家に夫の荷物早めに送らないと…)


今日は自分の荷物を
少しまとめるだけだったのに


義母が出入りしているようじゃ
また来る可能性がある


私(鍵は変えたけど…
窓ガラスを割って入ってでも
来られたら最悪すぎる)


なにをするかわからない存在に
付きまとわれる恐怖


幸い引っ越しの営業の人に
見積もりだけしてもらって
最短で荷物を運べることになった


家の鍵を交換し
息子と自分の着替えを
スーツケースに詰めるだけ詰める


私「よいしょっと」


離婚したら財産って半分だっけ…
この家具とか家電どうするんだろ

こまごました話し合いも
しないといけないのかな


余計なことに体力を使いたくないのに


息子とこれからのこと
考えなければいけないことが
多すぎる


息子のお迎えの時間に間に合う
ぎりぎりに鍵屋さんが到着し
鍵を新しいものに変えてもらった


私(今日夫はここに帰ってくるのかな
このまま帰ってもいいけど
スーツやら仕事の資料やら
困るから鍵開けにこい!って
言われても嫌だし…そうだ)

思いついたのが宅配便の集荷サービス


ダンボール2,3箱に夫の荷物を入れる


これくらいなら明日の朝には義実家につくだろう


私(これでよしっと
散々自由にさぼってたんだから
これくらい問題ないでしょ)


時短勤務の私に比べて責任感があると言っていた実態がこれだ


すべての準備を終えて
私はスーツケースを転がし
保育園に息子を迎えに行く


私(可愛い…)

無垢な息子の表情を見て
ほっとやすらげることが救いだった

実家で夕飯の準備をし
パートや仕事から帰ってきた
父と母を迎えてご飯を食べる


そして夫が定時で帰宅する時間に
私に電話がかかってきた


夫『おい!家に入れないんだけど!?
鍵が合わないんだ!
お前勝手に変えたのか?』



続く

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