本編

私はサキ
夫は取引先の大企業に勤めるエリート
同じプロジェクトを担当するうちに
意気投合し付き合い始め結婚
息子が生まれて1年半になる
結婚当初はほどほどに干渉しすぎず
自立した生活を送ることで
平和な夫婦生活を過ごせると思っていた
育休中は育児にも積極的だったが
時間が経つにつれて
夫は少しずつ変わっていった
夫「ねえ、俺のキャリーケース
また準備しといてくれない?
来週出張で2、3日家にいないから
アイロンかけてシャツ入れといて」
私「今、私ご飯作ってるの見えない?
それくらい自分でやってくれないかな」
夫「別に今しろなんて言ってないだろ
あとで時間のあるうちにやっといて
くれたらそれでいいじゃんか」
私(…またか)
子供が大きくなるにつれて
私も少しずつ家事と育児に慣れたせいか
もう自分の手はいらないと思ったのか
夫は私になんでも言ってくるようになった
私「時間がある時なんてないよ
明日のお弁当おかずとか作り置きも
しないとダメだし
自分で時間を私は作ってるの
それ以外にも仕事の準備とか
子供の保育園の準備もあるんだよ?
今あなた手が空いてるなら
やればいいじゃない」
夫「いや俺もさっき帰ってきた
ばっかりじゃんか!
それに息子も風呂に入れた後だし
ちょっとはゆっくりする時間くれよ
ほんっと鬼嫁だよなーお前」
私「お風呂に入れたって…
本当に入れただけだよね
身体も髪も乾かしてない状態で
私を呼んでるだけじゃん
保湿とか薬を塗ってまで言わないけど
せめて服は着せてよ」
夫「そんなの自分でやらせればいいだろ
自分でやるように俺は促してるだけだ
お前こそ過保護すぎるんじゃね?」
私「私だって教えてるけど…
習慣づけたい気持ちがあるなら
あなたも教えてあげてよ!」
夫「言ってるぜ?
乾かせよ~体ふけよ~って
覚えないのは子どもが悪いだろ」
私「まだ2歳にもなってない
子供が1回、2回で
すぐできたら苦労しないわよ」
夫「…うぜ」
家事を頼むと忙しいと逃げ
育児を頼むと子供の自立を
促していると言って放置する
育児、仕事、家事で
私はいつも時間に追われていた
そして休日には毎週義母がやってきて
私には休まる時間が本当にない…
義母「サキさ~ん
孫ちゃんは元気にしてたかしら?」
私「はい…元気ですよ」
私(先週も先々週もあったばかりですが)
義母「あなたが同居してくれれば
私はいつでも孫と息子に会えたのに
毎週こうやって来てあげてることに
感謝しなさいよね」
私「そうですね…」
義母「そうだ。
あなた今度旅行に行くんでしょう?
私を置いてけぼりにするなんて
ひどいじゃない…!
行くなら私の分も追加しなさい」
私「えっ…?旅行?」
続く
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