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本編

夫「おはよ」
私「これ…」
夫はニマニマと机の上から離婚届を掴み、私の前にちらつかせる
夫「お前いろいろ立場わきまえてないから。この機会にしっかりわからせてやろうと思ってさぁ」
私「…どういうこと、離婚ってこと?」
夫「いや、俺もそこまで鬼じゃねーしw妻の反抗くらい大目に見てやるよでもお前反省してないみたいだから、しっかりお灸をすえておこうと思って」
私「は…?」
夫「家帰ってきてからお前手抜いた飯作ったじゃん?洗濯物もたまってるし今日だって俺の弁当ないだろ?」
私「あんなこと言われた次の日に…何で作ってもらえると思うの⁉」
夫「だから、そういうところだってwほんとにやめとけよ。お前の役目はミキを育てと、俺に快適な環境を提供することだ。いい加減理解してくれよ」
私「私は家政婦でもベビーシッターでもない…自分が何言ってるかわかってるの?」
夫「お前こそな。立場わきまえろよ。今度俺に逆らったら離婚なw!離婚されたら困るだろーが」
夫は本当に自分が悪いと1つも思っていない
私「わかった…それがあなたの気持ちってことよね」
1日が今から始まるとは思えないほどに身体がだるい
娘は熱もないし今日は保育園に行けるだろう
朝ごはんは…そんな朝のルーティーンを頭の隅で考える自分がなんとも滑稽だった
夫「ま、そういうことだから」
意気揚々と仕事に行く夫
私(ここまで懲らしめて、一体何が楽しくて嬉しいの…?)
離婚届には夫の名前がしっかりと記入されていて、判子まで押してある
私「…書いてもらう手間が省けたからまあいいか…ずっとこれ持ってたのかな…ウケる」
寝室に入り娘のぬいぐるみが飾ってある棚に近づきあるものを手に取り、中身をサラッと確認する
私「えっと…ああ、こっちは大丈夫そう…」
娘「ママー?」
私「ああ起きた?おはよう。朝ごはんバナナとパンでいい?」
娘「うん、それなに?」
私「ああコレ?ミキが生まれた時に使ってたビデオカメラだよ~。撮る人がいないから使うのやめたんだけど…ふふ…パパもちょっと抜けてるのかな?カメラが一つなんて一体だれが言ったんだろうね?」
続く
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