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本編

ある意味、家で浮気していることは、証拠をつかむ大きなチャンスかもしれない
夫は何食わぬ顔で深夜に帰ってきていた
朝起きて『パパがいる』と驚く娘
私「パパ疲れてるから起こしちゃダメだよ。しーっね?」
私(…こんな風にしてて、どうして私が気づかないと思うんだろう)
浮気相手と楽しみすぎたのか、夫は昼を過ぎてからようやく起きてきた
夫「あ~だるいわー飲みすぎてさー今日なんか胃に優しいもの作っといて」
私「わかった…あのさ、来週お姉ちゃんの家にお泊りしてくるね。晩御飯とかはちゃんと用意しておくから安心して」
夫「はっ?また遊びに行くの?しかも泊まりって…まあいいけどさ…ご飯作っておくから何?俺に冷えた作り置きの飯食えってことだろ?普段も手抜きしてるくせにさぁ。休日の夫に対する労わりとかないわけ?だいたいそうやってミキ連れて遊びに行くから、しょっちゅうミキも熱出すんじゃねーの?」
私(浮気してるくせに…本当は私とミキがいないほうが好都合なの知ってるんだから…!)
今、全部を叫んでしまいたくなった
でも、証拠も何も状態ではただはぐらかされるだけ…
私「うん…そうだねゴメン気を付けるよ…。やめた方がいいならいかないけど…それか何か出前でもとってくれる?」
夫「いや行ってくれば?俺もお前らいないほうがゆっくりできるし。あと俺が出前食うわけねーだろ
店で飯食ってくるわ。その分の金置いといて」
私「わかった!ありがとう」
夫「ほんと気をつけろよな」
私「うん」
夫に気づいていることがばれないよう
私は笑顔を顔に張り付ける
夫はそそくさとトイレに向かう
私が娘と話している隙に、仕事用の鞄からスマホを取り出したのを私は見逃さなかった
私(さっそくお家デートの報告かな…)
毎日育児家事に追われながらも、私が心地よく過ごせるようにしている家で浮気相手との密会に使っている事実が浮き彫りになるほど、夫に復讐したいという衝動に駆られる
それから週末までの間に、時間を見つけて姉が持ってきてくれたペットカメラをバレにくそうな所に設置
私「これで大丈夫かな…」
夫はその間も何も変わらない
家に帰ってくれば
夫『飯、風呂、酒!』と言うばかり
私は夫への憎い気持ちがばれないように絶対に何を言われても、嫌な顔をしないように気を付けていた
私が姉の家にお泊りする前日、夫は私の用意した揚げたての天ぷらを肴に上機嫌でビールを飲んでいた
夫「最近やっと俺の言うことをきくようになったよな~!やっと自分の立場が分かったか?これからもその調子忘れるなよ?」
私「うん」
私(…あなたにされたこと絶対に忘れないよ?覚悟してよね…)
続く
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