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本編

『コウちゃんの鞄にパンフレット入れたよ。ちゃんとケーキ予約しといてね♡』
私(コウちゃん…クリスマスケーキ…)
見たことのないスマホと明らかに女を連想させるLINE通知
一瞬頭が真っ白になった
夫「おい!ハルカ!新しいスウェットどこだよ」
私「あっ…ちょっと待ってね!」
夫の声で我に返り鞄とスマホを元に戻す
夫「風呂から出たら着る服くらい置いといてくれ」
私「うん…ごめん」
私(用意してたよ… でもミキが吐いちゃったときに汚れちゃったの)
こんなことを言うと更に怒られるだけだから、私は黙って夫のスウェットを出す
私(あれ…私、今何やってるんだろう…)
帰ってきて子供の心配もせず自分の事ばかり
怪しいスマホを発見したのに、いつものように夫に言われるまま動いている…
私(まだ浮気と決まったわけじゃないでも…でも…)
女のカンとでもいうのだろうか
胸がずっとざわざわする
娘を保育園にいれた去年の春から…夫の残業は確かに多くなった
元々私は正社員で働いていたが、育休取得中に夫の転勤が決まりあえなく退職…
2歳になった娘を保育園に4月入園させ、子供のペースに合わせてパートを始めていた
正社員の時よりも給料はぐっと下がる
でも、娘の成長ペースに合わせて仕事をしていけばいい
というか、そうせざるを得ない状況だった
それは3歳になった今でも変わらない
でも…夫はそうは考えていなかった
夫『なんで正社員の仕事探さないの?いくらでもあるじゃん…』
私『まだミキは小さいから…それに保育園のお迎え時間に合う正社員の求人なんて、このあたりにはないのよ』
保育園に入れて見つかった仕事は早い時間に帰れるパートの仕事
扶養内ギリギリで働くつもりだった
だけど…
夫『そんなのただのヘリクツだろ!今まで育休で金貰えてたからいいけど、お前これから俺に寄生して生きてくの?』
私『寄生って…!そんなつもりはないけど!私だってミキの育児も…家事も全部やってるのよ』
夫『子供産んだからあたりまえだろ正社員の仕事をちゃんと探せ!』
私(…あなたの転勤についてきたから私は退職したのに…なんで?)
娘が体調を壊すたびにパートを休まないといけない私に、正社員の仕事なんて見つからない
夫に代わって休んでもらうなんて、そもそも無理な話だ
夫『生活を支えてる俺が休めるわけないじゃんなんのためのパートなの?』
とただただ言われるだけ…
私『私だってちゃんと働いてる!』
夫『パートごときの給料で?俺がいなかったら生活出来てないだろうが。そんな簡単なことわかんない?』
夫は私を見下している
私の給料も家計の支えになってることは間違いないのに…
私の用意したご飯をそばに置いて、夫はビールとお菓子をつまみ始めた
夫「あーっ働いたあとは美味い!今日も俺に感謝しろよなぁ~!」
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