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本編

興信所で調べた浮気相手は朝倉ユイ
受付の女性が笑顔で対応しつつも
『なんで?』という視線を送ってくる
私もニコリと笑い
私「実は先日お会いしたんですけど
その時に仕事の資料を忘れて行かれたので
お持ちしたんです
夫も忘れて行ったので
必要かなと思いまして」
納得したのかその場にすぐ
受付嬢は夫の浮気相手を呼んでくれた
しばらくすると真っ青な表情で
浮気相手は私の前に現れた
私「あ、どうも~
夫がいつもお世話になっております」
浮気女②「…どうも」
私(私と離婚したこと…
この人は知ってるのかな)
私、この人、婚約者と…三重生活を
送っていた夫なら何も話していないかも
浮気女②「今日はどのようなご用件で…」
私「やだなー。先日うちに
来て下さったじゃないですか?
お客様が来るから緊張してましたけど
楽しい時間を過ごされたようで
なによりです
その時に忘れ物をしてらしたので
今日は届けに来ました」
浮気女②「…!」
取り出した封筒から少しだけ
夫との浮気現場を写真に現像したものを
ちらつかせると一瞬で私の手から
封筒をはぎ取った
浮気女②「や、やめてください!」
私「あ、すみません。
これ大事な仕事の資料ですもんね?
私ったら気が利かなくて…」
浮気女②「…い、いえ…」
自分の職場で取り乱すわけには
いかないのか彼女は
ひきつった笑顔を浮かべる
私もここで彼女の恥部を晒す気はない
訴えるどうこうは
あの婚約者と彼女と夫の3人で
楽しんでもらえたらいい
私が彼女に与えたいのは
すべてを知っているという恐怖心だから
私「あと…これ
いろいろ考えたんですけど
私の気持ちをまとめてあります」
慰謝料請求の旨を書いた書類を
そっと彼女に渡す
私「もちろん後日
ちゃんとしたものを郵送しますので!
ご安心ください」
すでに弁護士には相談し
内容証明をおくる手筈を進めている
浮気女②「えっあ…あ…!」
私「堂々と人の家で浮気して…
楽に生きれると思わないでよね」
彼女以外誰にも聞こえないように
そっと耳打ちをすると
浮気女②「ご、ごめ…」
私「ん?すみません…
今聞こえなくて…なんて言いましたか?」
彼女は口をパクパクさせる
まるで魚みたいに
私「それじゃあ失礼します
あ…朝倉さん具合が悪いみたいなので
見てあげてくださいますか?」
聞き耳を立てていた受付の女性に
優しくお願いし私は夫の会社を後にした
私(なんだか自爆してくれそうだな)
彼女とのやり取りは
後は弁護士を通して進めることに
私(夫とも細かい事を
また話し合わないと…疲れる…)
それでも、娘との新居や保育園の転園先
前の仕事に復職する為の
手続きやらを進めるのは
今までと違う新しい気持ちになれた
なのに
数日後…弁護士との話し合いの場に
やってきたのは夫ではなく姑だった
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