前回のお話はこちら

第1話はこちら

本編

17

興信所で調べた浮気相手は朝倉ユイ

受付の女性が笑顔で対応しつつも
『なんで?』という視線を送ってくる
私もニコリと笑い

私「実は先日お会いしたんですけど
その時に仕事の資料を忘れて行かれたので
お持ちしたんです

夫も忘れて行ったので
必要かなと思いまして」

納得したのかその場にすぐ
受付嬢は夫の浮気相手を呼んでくれた

しばらくすると真っ青な表情で
浮気相手は私の前に現れた

私「あ、どうも~
夫がいつもお世話になっております」

浮気女②「…どうも」

私(私と離婚したこと…
この人は知ってるのかな)

私、この人、婚約者と…三重生活を
送っていた夫なら何も話していないかも

浮気女②「今日はどのようなご用件で…」

私「やだなー。先日うちに
来て下さったじゃないですか?

お客様が来るから緊張してましたけど
楽しい時間を過ごされたようで
なによりです

その時に忘れ物をしてらしたので
今日は届けに来ました」

浮気女②「…!」

取り出した封筒から少しだけ
夫との浮気現場を写真に現像したものを
ちらつかせると一瞬で私の手から
封筒をはぎ取った

浮気女②「や、やめてください!」

私「あ、すみません。
これ大事な仕事の資料ですもんね?
私ったら気が利かなくて…」

浮気女②「…い、いえ…」
自分の職場で取り乱すわけには
いかないのか彼女は
ひきつった笑顔を浮かべる

私もここで彼女の恥部を晒す気はない

訴えるどうこうは
あの婚約者と彼女と夫の3人で
楽しんでもらえたらいい

私が彼女に与えたいのは
すべてを知っているという恐怖心だから

私「あと…これ
いろいろ考えたんですけど
私の気持ちをまとめてあります」

慰謝料請求の旨を書いた書類を
そっと彼女に渡す

私「もちろん後日
ちゃんとしたものを郵送しますので!
ご安心ください」

すでに弁護士には相談し
内容証明をおくる手筈を進めている

浮気女②「えっあ…あ…!」

私「堂々と人の家で浮気して…
楽に生きれると思わないでよね」

彼女以外誰にも聞こえないように
そっと耳打ちをすると

浮気女②「ご、ごめ…」

私「ん?すみません…
今聞こえなくて…なんて言いましたか?」

彼女は口をパクパクさせる
まるで魚みたいに

私「それじゃあ失礼します
あ…朝倉さん具合が悪いみたいなので
見てあげてくださいますか?」

聞き耳を立てていた受付の女性に
優しくお願いし私は夫の会社を後にした
私(なんだか自爆してくれそうだな)

彼女とのやり取りは
後は弁護士を通して進めることに

私(夫とも細かい事を
また話し合わないと…疲れる…)

それでも、娘との新居や保育園の転園先
前の仕事に復職する為の
手続きやらを進めるのは
今までと違う新しい気持ちになれた

なのに

数日後…弁護士との話し合いの場に
やってきたのは夫ではなく姑だった

次の話はこちら↓



他のお話はこちらから↓
里帰り出産中に浮気夫が誤爆メール

悪阻で苦しむ私を置いて帰省する夫 

夫の浮気相手の家にドライブしてみた件

仕事も男も横取り花嫁は元親友
  

新築の家に毎日くる義母

取るだけ育休夫の秘密

子どもを天才キッズ配信者にしたい夫

結婚式当日にドタキャンする新郎