前回のお話はこちら
第1話はこちら
本編

夫「せこいお前が俺の金をどれだけ、ふんだくろうとしてたかわかんねえからな。金あるならさっさと返せよ。多く出してたほうが損になるだろ!」
お金がないと思えば見下し、お金を持ってると思えばたかってくる
私(私って…ほんとこの人にとってただの『道具』だったんだな…)
夫「家計簿あるなら見せてみろよ。すぐ証明できるだろ」
私「あのさ…その理屈だと私があなたから今までの生活費半分、もらうことになるけど大丈夫?」
夫「え?」
引き出しの中にしまっていた家計簿を取り夫に見せる
私「ほら、私の方が2倍払ってますが。返してくれるんですか?」
夫の収入と書いた欄は10万もいかない月ばかり
私「ボーナスも全部あなたが好きなことに使うから。くれても1.2万だったでしょ?ああ、財産分与とかいっても、そもそも夫婦で貯めた貯金なんてほぼないから!ほんと困るわ」
夫「…そ、そうだったのか…そんなに稼いでるって俺知らなかったしさ…うん。あ、そうだ…!じゃあ俺が主夫になればいいじゃん」
私「主夫…?」
夫「そうそう…!だって俺の入れる金が少なかったんだろ?じゃあ俺、働かなくてもいいわけじゃん。稼ぐ力はお前の方があったんだし!代わりに俺が主夫するからさ!離婚届今すぐ訂正してこいよ!」
私「…私の代わりに家事も育児もやってくれるってこと?」
夫「主夫だから、まあそうなるな。最初は慣れないかもしれないけど、お前にやれるくらいだから簡単だろ」
私「散々バカにしてきたくせによくそんなこと言えるね⁉本当に信じられない…私はよりを戻すつもりなんて、まったくありませんから。これから1人で生きていってください。私達にしたことを償いながらね…」
夫「…っ!だから俺は浮気なんてしてないって言ってんだろうが!おまえしか好きじゃないって…!」
私「ちゃんと証拠あるし。浮気された分の慰謝料と養育費きっちり請求させてもらうけど?これから車のローンと?慰謝料と養育費と?1人で生活費出していくのか~給料少ないのに大変だね~?どっちがとろくて間抜けなのかわかんないねw?」
ようやく自分の置かれた状況に気づいたかのように、顔が真っ青になる夫
夫「た、頼む…!それだけはやめてくれ…!俺ちゃんと償うし、浮気相手とも別れる!ハルカ!俺を1人にしないでくれ…!人生で一生を誓い合った仲だろ…⁉」
弱弱しい夫に優しい微笑みを向ける
私「…そうだったね…私と一生を誓い合ったよね」
夫「ハルカ…!」
私「でも、残念だなぁ。私だけじゃなかったんだよね?先月プロポーズしたんだっけ?」
この2週間、私は興信所に調査を依頼した
結果には信じられないことが書いてあった
私「新しい婚約者さん、今日呼んでるから一緒にお話でもしようか?」
夫「えっ…?」
夫の浮気相手は、カメラにうつっていた女
1人だけじゃなかったのだ
続く
次の話はこちら/
他のお話はこちらから↓
里帰り出産中に浮気夫が誤爆メール
悪阻で苦しむ私を置いて帰省する夫
夫の浮気相手の家にドライブしてみた件
仕事も男も横取り花嫁は元親友
新築の家に毎日くる義母
取るだけ育休夫の秘密
子どもを天才キッズ配信者にしたい夫
結婚式当日にドタキャンする新郎
