第1話はこちらから
本編

私「はい…?」
育休を取得してる?
延期はしてない?
一体どういうこと?
会社の女の人「詳しくはわかりませんが…
仕事の都合上、奥様の出産後から調整して
育休をとっていると聞いています
弊社もまだまだ人手不足な一面もあり
○○さんは、その点を心配されてたので
ギリギリまで頑張ってくださって
数日間は確かに出社されてましたが
それも出産後~退院までで
仕事の最終調整…と聞いていて
あのー…2週間も延期になったとは…?」
電話先で心配そうな女性の声に
私は取り繕った声で
何か適当なことを話している
思考は頭のずっと奥にあって
それにとらわれているままだ
社交辞令らしい言葉を述べて
少し心配そうに『お身体ご自愛ください』
と言葉をもらった後、女性との電話を切った
私(嘘だったんだ…嘘…)
私「育休延期も嘘
キャバ〇ラの接待も嘘
2週間なにしてたの…?
それであんなに偉そうにして…?」
『子どもの為』『職場復帰の為』『私の為』
壊れる寸前だった
夫への信頼が崩れおちていく
私「絶対に許せない…」
こうなるとキャバ〇ラは接待じゃなく
間違いなく個人的に利用したことになる
私(出産から退院までの間は
確かに仕事してた…ってことか
じゃあ退院日はふつーに
女と遊び惚けてたりしたの??)
キャバ〇ラは浮気じゃない…
とはいえ、とにかくムカついていた
私(出張や残業もあったもんね…
ってことはずっと遊んでたのか…)
私「あはははははっ!
もうどうしよっかなぁ…」
思わず声をあげて笑ってしまう
こんなに笑ったのは
久しぶりかもしれない
私(相当恨みがたまってるわコレ)
夫は酔っ払いでタクシーで帰ってきた
夫「ああ~久しぶりに
こんなに飲んだわ~w
今までシオリに気使って
飲めなかったからさ
友達が祝ってくれてさ~!」
私「そっかよかったねー
危ないし、今日はお風呂
入らないほうがいいんじゃない?」
気持ちを抑えて私は
笑顔で夫の服からスマホを抜き取る
私「ほら手もむくんでるし~
ちょっとマッサージしてあげるね」
夫「んん…」
そのまま布団に眠りにつく
夫の指を触るふりをして指紋認証で
スマホのロックを解く
私(今までなにやってたか見せてもらうわ)
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