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本編

私「センサーって…
そんなの言い訳じゃん…っ
辛い時くらい助けてよ」
あまりの言い草に
なぜか涙が出てきてしまう
育児=楽と思われてるみたいで
子どもを生かすために必死なのに
『母親の本能』だからの一言で
片づけられたくはなかった
夫「お、おい、泣くなよ~
も~仕方ないな~!」
そういって子どもを抱っこして
別の部屋に行ってしまった
夫「はいはい
ママは眠いみたいだから~
パパとあそぼっか~」
私(何その言い方…)
ムカつきよりも睡魔が勝って
気づいた時には30分も過ぎていた
私(もうすぐ授乳時間だし起きないと
ううん…昼間も1回くらいミルクで
お願いしてもいいかも…)
呼ばれるまで待ってても…
そんなことをぼんやり考えていた
私「…なんか、静かじゃない…?」
まさかとは思ったけど
部屋の中に夫と子どもの姿がない
私「えっ…!どこ行ったの⁉」
まだ生後2カ月になる前
健診には行ったけども
お出かけはまだしたことがない…
予防接種だってこれからだ
急いで夫に電話する
私「も、もしもし!?
今どこにいるの?」
夫「え?今車で
実家だけど~?
父さん母さん達に
会わせようと思ってさ~
ほら母さん看護師だし?
シオリも俺らいない方が
しっかり寝れるだろ?」
私「お義母さんち!?
一言言ってくれたらいいのに
なんで勝手に行くの…⁉」
夫「別に俺んちなんだから
いいだろ~じゃ、もうすぐ着くから」
私「あ、ちょっと待って…!」
まだ予防接種も受けてないのに…
何かあったらどうするの?
電話をかけてもつながらない
お義母さんが病院勤めだから
感染症のリスクを気にしていたし
さらに私が落ち着いてからで
いいよと義両親もいってくれてたのに
できるだけ早く帰ってきてと
夫にメッセージを送って
ソファに座り込んだ
私(せっかくの1人時間なのに
全然休まらない…)
ソファの下に置きっぱなしの
夫の分厚い育児本に足が当たる
ぐちぐちお世話してるときに
うるさい夫が嫌でそういえば自分では
一度も見たことがない
私「イライラを収める方法も
書いてあるのかな…」
そう思って本をあけると
中から出てきたのは
ピンクや黒、紫のカード
私「キャ…バ〇ラ?
まひろ…?」
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