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本編
25

元夫の言葉を一言一句たがわず
元義父に伝えるとそれはそれは大喜びだった

元義父「そういうところだけは
期待を裏切らない奴なんだな」

そして毎月義父から養育費を
ふりこんでもらえることに
やっぱり小さな子を抱えての
保育園や仕事はかなりしんどかった
病気になることも多く
仕事を休むと収入が減ってしまう
そんなとき義両親から貰った
養育費の存在はとても大きかった

私(お義父さん達には感謝しかないな…)
自発的に娘と会いに行くようにしていたが

いつも気にしなくていいのにと
言いつつもすっごく喜んでくれた

帰り際には車で送ってくれたり
私と娘を気遣ってくれるように
甘えてはいけないと思いつつも
『娘を可愛い』と思ってくれる存在は
働いて忙しくて余裕がない私の心にありがたいものだった

元義母が幼馴染君から聞いた話によると
収入があってもそれ以上の支出があり
生活が苦しいままなんだそうだ
エリナさんと喧嘩ばかりする毎日で
ローンが払えなくなったからと
今度家を売って引っ越すつもりらしい

元夫『まあ実家にしばらく帰るけど
そのまま居座るつもりw
母さん達もずっと孫に会ってねえし
我慢の限界だろw?
孫ちゃん孫ちゃん~ってちやほや
するだろうから大丈夫だろ!』

元夫『で、実家そのままリフォームするわ!
俺がもらえる金でいいって言えば
母さん全額出してくれるだろうし』

幼馴染君から聞いた元義母は
笑いすぎてしんどくなったらしい
元義母『か、可愛がるわけないじゃない!
荷物持って帰ってきたら叩き出してやるわよ』

宣言通りに業者が送ってきた荷物を
そのまま送り返すように指示したらしい…

出ていったはずの荷物が
ついてなくて元夫は相当驚いていたそうだ

元夫『ふざっけんなよ!
こんなことしてもいいと思ってんのか⁉
将来介護もなんもしてやんねーからな!』

義父・義母『結構です』
エリナさんにキレられながら
そのまま義実家から、元夫は去ったらしい
今はどこにいるかわからないけど
昔にエリナさんが思い浮かべたような生活はしてないだろう

時間が経ち自分の給料と母子手当だけで
生活し貯金も出来るようになってきた

今も義両親から送られる養育費は
将来娘の学費にするつもりだ

いつか元夫が気づいて返せと
言ってくるかもしれないが
気づいた頃にはもう遅いだろう

元夫にはどうかそれまで
あるはずもない遺産をあてにして
浪費し続けるエリナさんと幸せとは
言い難い生活を送って欲しい

娘が中学生になったころ私は再婚
義両親も両親も祝福してくれ
今度の春に家族で遠くの地へ引っ越し
友達のように3人で平和に暮らしている

元夫がすべてに気づいた時
私と娘はどこにもいない
何年も前の自分の言動を振り返り
心の底から後悔する瞬間は
もしかして、今かもしれない




最後までお読みいただきありがとうございます!


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