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本編

怒涛の新年の幕開けを迎えた年の夏
私は元気な女の子を出産した
選んだ道は一人で育てていくこと
あんな夫の子だとしても
私の中に芽生えた命は別だと思った
出産は母が支えてくれ
産後は予定通り実家にお世話に
夫からの慰謝料は義両親に言われたのか
まとめてもらえたので保育園に入るまで
貯金を崩すことなく生活できた
結局育休はとれずに仕事は退職
飲食の仕事で調理師の資格を取っていた私は
学校給食の仕事に転職した
今は実家の近くに引っ越して
なんとかやりくりして娘と2人で暮らしている
浮気相手は私よりも早く子どもを出産
浮気相手の旦那によって行われた
DNA検査によるとやはり夫との子どもだったらしい
養育費を支払う義務がないと
浮気相手の旦那さんは主張
親子関係が証明されなかったから
法律上でも関係を断つことができたそうだ
浮気相手はちょうど半年後に夫と結婚
だけど義両親は大反対だった
元義母『私たちはエリナさんを嫁とは認めないわ』
元義父『私もだ』
夫『なんでだよ!エリナが産んだ子は男の子だぞ⁉
あれだけ初孫を楽しみにしてたのに
なんでそんなこというんだよ!』
実は結婚よりも先に子供が生まれた時
浮気相手と夫は義実家に里帰りしようとしたらしい
そのことをカンカンに怒った元義母から
私に愚痴の電話が来たのだ
元義母『ほんっとに信じられないわ!
図々しく私たちの家に来て
「初孫ですよ~だっこしてくださいっ」って言うのよ⁉
なんで私が可愛がらないといけないわけ??
塩まいてやったわ!!ああ、私だけじゃなく
お父さんも一緒にね!』
私『そうなんですか?』
優しい元義父が冷たくするのは
ちょっと想像がつかなかった
元義母『それにねえ!子どもが生まれてからも
息子が頻繁に家に来て
『エリナが飯作ってくれない不味いから作りに来て』とか
『子供が寝ないから母さんが抱っこして寝かしてやって』とかね⁉
そんなの知らないって言うのよ!
ほんと…今更ながら息子が情けない…』
元義母『ごめんなさいね…あんな息子と結婚させて
私もほんと嫌な義母だったわね』
申し訳なく話す元義母と笑い合ったのがまだ記憶に新しい
家族の共有アルバムアプリには
義両親が毎日ログインして 娘の可愛さのコメントが残されている
娘が生まれた時、お見舞いに来てくれた義両親は泣いていた
元義父「ありがとう…
こんな風にこの子と会わせてくれて本当に感謝してる
この子の…一瞬でも家族になるかもしれなかった
私たちから、トモカさんにお願いしたいことがあるんだ」
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