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本編

身動きが取れない状態で
私は義母に閉じ込められる形になった
私(えっ…もしかしてナ〇グられる?)
普通に考えれば病院で
そんなことをすればすぐ捕まる
それに隣で座って起きるのを
待ってくれた理由がない
だけどこの時の私かなりは疑心暗鬼だった
私(ナースコールっっ…)
布団に隠すようにぐっと
ナースコールを押し込んで隠し
近づいてくる義母に目をつむった
義母「その…ごめんなさい」
私「…へ?」
目を開けると義母が深く
頭を下げていた
私「えっ⁉お義母さん…⁉」
私(あのお義母さんが…謝ってる⁉)
目の前の光景が信じられなかった
罪悪感は感じているものの
義母なら「浮気させたのは私のせい」
くらい言われるんじゃないかと
内心思っていたからだ
私「え、あの、頭上げてください
お義母さんのせいじゃありませんし」
義母「わかってるわよ
でもあなたがいくら私を嫌って
悪口言っててもね
謝らせるくらいはさせてちょうだい」
私「えっ…悪口?」
義母の悪口なんて直接的なことを
言ったことはない
だいたいまず義母に私が言いがかりを
つけてくるのがほとんどだった
だから私も義母が苦手だった
義母「そうよ
こんなこと言うのはあれだけど
あなたもちょっと
勝手すぎたんじゃない?」
義母「結婚して専業主婦になったくせに
いつもいつも息子に掃除させて
悪阻が始まったらダラダラして…
私が気遣って同居を提案したら
あなたが、素人の作ったご飯を
食べたくないってだだをこねたんでしょ
そりゃ私はプロじゃないけど…
家庭料理ってそんなものだし
それなのに里帰りして
世話をしろっていうんだから
それは私も嫌になるわよ…」
私「ちょ、ちょっと待ってください!
私そんなこと言ってませんよ⁉
それに専業主婦って…働いてましたし
お義母さんの料理に愚痴⁉
人に作ってもらったご飯に
文句言うはずないじゃないですか…
それに仕事と家庭料理なんて
ぜんぜんちがうものですしっ」
義母「え?でも息子が
初めてあなたに、手料理を私が
ごちそうした時にそう教えてくれて
それからいつもなにかにつけて」
義母「えっ…まさか…」
私「お義母さん…
多分そうです。全部夫の嘘です」
義母「…そういえば年末帰省してたって
言うのも嘘だったわね…」
たまに感じていた義母との話の
すれ違いの原因がわかった
夫は義母と私がそれぞれ
毛嫌いしているような情報を与えて
仲を悪くさせようとしていたのだ
私(これも…ぜんぶ
最初から私と離婚するため…?)
ナースコールでやってきた看護師さんに
念入りに体調をチェックされる
義母がドアやカーテンを閉めたのは
謝る姿を誰にも見られたく
なかったからだそうだ
安静にと言われたが義母との違和感の
答え合わせでまったく休まらなかった
私はずっと気になっていたことを聞いた
私「夫たちは
あれからどうしたんですか?」
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